自分の投稿に反応があるのって嬉しいですよね!
その投稿についてお店で「あ、コレの事ね!」ってのが実はとても嬉しい八杉です。
投稿で見かけたことは積極的に絡んでください!!(笑)
その中でもスウィングウエイトの事に喰いついてくれる方がボチボチと増殖中。
そもそも、この機械を利用してチューンナップする事が通常だと思います。
が、僕はこの機械が導き出す数値を元に、ユーザーに相性のいいラケットを探すために
使いたいと思って導入しているんですよね、実は。
試し打ちして「コレが使いやすかった!」っていう『コレ』は一体どんなラケットなのか?
それについて検証しようと思っている訳です。
春までにいろんな実験して、みんなのラケット選びの参考になるようにしたいです!
とはいえ、マニアックすぎるよね(苦笑)
そのマニアックさを求めてる人がいるのも事実!
で、早速ですがラケットのチューンナップの事。
この3本の使い勝手を同じにして欲しいってリクエスト!

ま、1本は種類も違うので、出来ればっていうレベルで。
しかし、この2本は同じラケットなのに振った感じがかなり違うから
同じにして両方を違和感なく使いたいってリクエスト。

これ、名器「プロスタッフ」のラージサイズというかなりのレアアイテム♪
スウィングウエイト計測できるなら、これを揃えることも出来るよね!?ってお話を頂いた訳です。
せっかくなので引き受けましたが、果たして上手くいくのか!?
そんな思いでスタートしました!
まず、自分のフィーリングが大事だと思う。
同じラケットなのに振った感じが違うという感覚。
でも、それはフィーリングが違うだけで同じかもしれない。。。
逆に同じフィーリングなのに数値はまったく違うかもしれない。。。
そんなフィーリングだけど、それを数値化し確認出来ると納得度が違いますよね。
(例えば数値は違うのにフィーリングは同じように感じる時の確認は出来ないのかな?
逆に違う数値だけどフィーリングが同じことの証明が出来ないか?)
もちろん、その答えを僕は知りません!
だって、いつもフィーリングで選んでたもん^_^;
だから、機械を導入し知りたかったってのも本音です♪
今回は答えが無いから、どうしていいのか正直わかんなかったし自信があるわけでもなかったけど、、、
できる限りのことはやってみようって心意気で取り組みました!
ともかくトライしてみよう!!その心意気だけです(苦笑)
で早速、計測できる数値を洗い出します。
・スウィングウエイト
・静止バランス
・重量
この3つは計測可能の数値です。
で、その数値を元にひとまずプロスタッフ2本を同じにしようと試みます。
お気に入りのラケットの方に、もう一本を合わせる事を依頼されていますので
数値を頼りに色々試しますが、、、、
そもそも、かなり無理がある^_^;
いやね、このラケットの数値、違いすぎるんです^_^;
おっと!!すでに言い訳かよ!!と自分を鼓舞させ、取り組みましたよ♪
まあ、こんな感じかな、、、、
そんな曖昧な感じで、割と新しいプロスタッフに取り掛かります。
そりゃ、重さもバランスも、もともとが違うんだからそりゃ無理やろ!!!
そんな言い訳がましい事が頭をよぎります。
ま、これでいいやろ。
そんな感じでした。
で、ですね。実際に外に出て振ってみたんですよ。
あぁ〜〜〜〜、残念なヤツやん。
全然違う、、、、
となると、僕にも意地ってもんがあります!!(ほんのちょっとだけ笑)
「そうやな、最終的に振った感じが同じじゃないと納得できないよね」
「それでいて数値が同じという事を証明もしなきゃいけないよね」
もう迷宮入り(苦笑)
ですが、、、
・スウィングウエイト
・静止バランス
・重量
この3つの数値を利用して計算式が出来れば答えを導き出せるんじゃないかな?
そんな事をふと思いつきまして、、、
いろんな計算をしてみます。
果たしてそれがいいのかどうかはわかりません。
だって、答えは知らないしどこにも載ってないし!!!
とはいえ、自分で見つけ出した答えは自信になるぞと思ってとにかくトライすることに。
そしてまずは同じプロスタッフについて、ある仮定のもと導き出した計算式を利用し、
先ほどまでより違う変更チューンを施し、数値を計測・計算すると、、、
あれあれ!?
八杉式の計算数値がかなり近くなった!!
これはひょっとして!?!?
早速外に出て振ってみた。
すると、、、、
OMG!!!
いい感じ!!!!!
振ったフィーリング、変わんないぞ!!!
でも、思い込みかも。。。。
そんな中、もう一つ気づいたこと。
「スウィング音が明らかに変わった」って事。
さっき「まあこんなもんか」と思っていた時には、同じフィーリングに感じられなかった
一つの要因に振り切り音が違ってたって気づきましたよ♪
そう、今回は音が同じになってるんです。
これはひょっとしたらホントに正解を導き出したかも!
そんな興奮を抑えつつ、もう1本のプロスタッフも着手。
先ほどの八杉式で、計算数値が一致するようにトライしてみると、、、
おぉ、まずは数値はキタ!
で、振ってみると、、、
おぉ!!これはキタゾーーー!!!!
振り切り音もいい!!
まったく違うラケットでもここまで振ったフィーリングを合わせることが出来た!!!
いやーすごい発見だ!!
なんて、思いたいけど、ホントにそうなんか!?
そんな疑いがあるのも事実。
で、こういうこともしてみました!!

この3本、全然違うラケットを八杉式計算式を用いて数値化。
そして、実際に外でスウィングしてみて
・振った時のフィーリング
・振った時のスウィング音
この二つを検証です。
なるほど〜。
ほぼ数値が示すようなフィーリングに感じ取ることができました。
俺、やったな!!!(笑)
で、これはあくまでもチューンナップの方法を見つけたって事。
ラケットの振り抜きの特性を抑えて、ユーザーに最適なものを見つけ出したいっていう
本来の目的にこのチューンナップがプラスで活かせるといいな〜って思います。
ひゃ〜、長い文章になりました(苦笑)
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
んじゃ、またね〜〜♪